shelter from the storm オルタネイトバージョン

'Twas in another lifetime, one of toil and blood
When the blackness was a virtue and the road was full of mud
I came in from the wilderness, a creature void of form
(いまとは別の生命の中にいた時
一粒の苦しみであり血であったとき
黒くある事は誇り高く
道は泥だらけだった
わたしは荒地からやってきた
空っぽの姿の怪物の下から)


Come in, she said 
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)


And if I pass this way again, you can rest assured
I'll always do my best for her, on that I give my word
In a world of steel-eyed death, and men who are fighting to be warm
(そして もしこの道をまた通れたなら
確かに 安らぎを得ることができる
いつでも彼女のために 善いことをしよう
それを約束しよう
鋼の目をした死の世界と
温もりの為に戦うものたちよ)

Come in, she said 
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと) 


Not a word was spoke between us, there was no risk involved
nothing up to that point had even been left unresolved
Try imagining a place where it's always safe and warm
(何の言葉も話されなかった
私たち二人の間では
そこには恐ろしいものはなく
何ひとつ その時に
解決さえしていなかったけれど
やってみるんだ 想像する事を
いつでも安全で暖かい場所の事を)

Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)


I was burned out from exhaustion, buried in the hail
Poisoned in the bushes an' blown out on the trail
Hunted like a crocodile, ravaged in the corn
(わたしは徒労に焼き尽くされ
あられの雨に埋め尽くされた
薮の葉に毒をうけ
轍から吹き飛ばされた
鰐のように駆り立てられて
畑の中で朽ちていった)


Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)


Suddenly I turned around and she was standin' there
With silver bracelets on her wrists and flowers in her hair
She walked up to me so gracefully and took my crown of thorns
(ふいに わたしが振り返ると
彼女はそこに立っていた
銀の腕輪が彼女の腕に
そして花々が彼女の髪に
彼女はわたしのもとへ おごそかに歩み寄り
わたしの茨の王冠をとって)

Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)

Now the bonds was broken
but they are can be retied
Oh one more journey to the woods
the hole were spirit hide
It's a never ending battle for a peace
that always torn
(いまや絆はそこなわれたが
結びなおすことができる
おお もう一度だけ 旅立つのだ
森の中へと
それは魂の隠された深い淵
それは終わる事のない闘い
いつだって引き裂かれてしまう
安らぎのための)


Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)

Well, the deputy walks on hard nails and the preacher rides a mount
But nothing really matters much, it's doom alone that counts
And the one-eyed undertaker, he blows a futile horn
(そう 遣わされた者は 鋭い針の上を歩き
そして 教えを説く者は 馬にまたがる
しかしどんなことも 本当に大切な事とは言えなかった
終わりだけが重要なことだった
そして 一つ目の墓掘り人
彼は無意味な笛を吹く)


Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)

I've heard newborn babies crying like a mournin' dove
And old men with broken teeth stranded without love
Do I understand your question, man, is it hopeless and forlorn
(わたしは聞いた 赤児が産声をあげるのを
それは喪に服す鳩のようだった
そして 老いた男たちは砕けた歯と共に
愛もなく立ち尽くしていた
わたしはあなたの問いを
正しくうけとれているのでしょうか
それは望みなく 打ち捨てられているのでしょうか?)

Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)

Now there's a wall between us, somethin' there's been lost
I took too much for granted, I got my signals crossed
Just to think that it all began on an uneventful morn
(そして今や そこには隔たりがある
私達のあいだの
何かが失われてしまった
わたしは当然のように多くを取りすぎた
わたしの得たしるしは交差した
ただ考えればいい
それはすべてありきたりな朝から始まった)

Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)


In a little hilltop village, they gambled for my clothes
I bargained for salvation and she gave me a lethal dose
I offered up my innocence I got repaid with scorn
(小さな丘の上の村で
彼らは わたしの身につけた物の為に
争い 賭けていた
わたしは救いを希ったので
彼女はわたしに死の薬をくれた
わたしは無垢なるものを捧げ
嘲りをもって迎えられた)


Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)

Well, I'm livin' in a foreign country but I'm bound to cross the line
Beauty walks a razor's edge, someday I'll make it mine
If I could only turn back the clock to when God and her were born
(ああ いまわたしは異国に住んでいる
だが わたしは国境を越えていく
美しさは剃刀の刃の上をゆく
いつの日か それをつかみ取るのだ
もし わたしが時間を戻すことさえできたら
神と彼女が生まれたあの瞬間へ )


Come in, she said
I'll give ya shelter from the storm
(おはいりと彼女は言った
嵐からの隠れ場所をあげるわと)

 

 

血の轍


我らが生きる神
ボブ ディランの血の轍を買ったところ

ベストとかに入ってるオルタネイトバージョンと違う事に気付く

オルタネイトバージョンの歌詞を読みたいと思ったので
どうしても久々にやりたくなって訳文を作ってみた

やっぱり、言葉は難しく、楽しく…
間違いがおもしろい
訳したり、書き取ったりするのは
歌詞を理解する上で非常に
良い気がする

しかしながら自分の訳は
おそらく間違いだらけなので、正式な資料とはしないで頂きたい
自分のした解釈を 共有したいという気持ちがあり載せたいのです

one of toil and bloodを訳す時
oneを一粒と訳したりするのは
一粒のは血と toilで流される汗のイメージがするから
粒としよう!とかそういうのは楽しかったけど

単純に意味がわかんないやつも多くていまでも正直よくわからない
the preacher rides a mount
マウントは名詞で馬とも山ともいうみたいなので…
山にまたがるもボブディランならありな気がして面白いと思ったんですが
なんだか自信がなく勇気がなかった
こういう所に自分のどっちつかずさの弱さを再認識する

it's doom alone that counts
は何をいってるのかぜんぜん理解できなかった
悪い運命だけが
単独で数えられるもの=物の数であった
という意味なのかと思ったけど全く自信がない

でもまあ、正しいことは非常に大事だけど
何よりも優先すべきという訳ではない気がする
こと作品の理解においては
誤解も非常に面白い楽しみ方だと思うからだ

核兵器と幽霊

想像するんだけど、幽霊が出没する古城のような場所があって

そこに立ち入ると 青い火が尖塔のかげに見える事があったり
夜中に食器が割れる音がしたり
革命の日に首をはねられた
王様のいまわのきわの叫び声が聞こえたり
ものすごく怖い思いをする事になる
だけど、なんとなく想像するんだけど
もしもそういう場所に核ミサイルか何かが
突然落ちてきたとしたら

いくら幽霊がとりつこうが
吸血鬼が嚙みつこうが
魔女が念力で弾道を海の方へ逸らそうと頑張ろうが
そんなことはまったくおかまいなしに
何もかもが一瞬で 消し飛んでしまう
そういう感じが なんだかする

だから、幽霊とかそういうものって
本当にいないようなものなんだなと思う
本当にいたら怖いけど…
核ミサイルと幽霊とどっちをとるかと言われたら
迷わず幽霊の方をとりたい

 

サニーサイド

陽の当たる大通り 

という曲が大好きで、聴くたびに 色んな事を考えます 

 

大通り って聞くだけで 自分はなんかちょっと特別な気がする 

 

 

小西やすはるさんの唄は自分にとって心に響くものが多く大変尊敬しています 

 

死ぬ前にたった1度だけで良い 

思い切り笑ってみたい 

 

という歌詞 

はじめて聞いた時、なんと凄まじい歌い出しなんだ!と感動した覚えがあります 

 

無駄のない 完全というか

簡単に見えるけど、スキがないというか 

たった一文字も動かせない 凄い文章だなあと個人的に思います

本当の気持ちを的確にいいあらわしてる!

真理をついてる!と勝手にいつも思っています 

 

すごく親密な気がするというか

聴いてる自分はいつも

ああ信頼できる!と思ってしまいます

 

 

 

そして 

 

アステアみたいに ステップふんで

 

というところ

軽やかで

滑るように 羽が生えたように通りを歩いてゆく誰かの姿が見える

 

アステアという言葉を聞いた瞬間に 

視覚的にも映画の華麗なる世界が広がって好きなんですよね 

昔の名作映画の短いカットがババーっとCMみたいに見えてきてかっこいい 

フレッドアステアとジンジャーロジャース特集!みたいな 

 

グリーンマイルに一瞬出てくる トップハットのイメージ、天国を感じます

 

この曲の死ぬ時ってかっこいいなーといつも思う

この死生観が好きというか 

死ぬときは 軽やかに死ぬ 

軽やかに生きる みたいな かっこいいなーと思う

ひょうひょうとしてるイメージというか 

大事に臨む時 小さい事に臨むように見える感じ

 

 

 

 

 

 

 

よく走る

猫を見てて思うけど、猫ってダッシュするのが可愛い 

なんにでも全力疾走というか、すべてが一大事というか 

大人になるということは少々のことに動じなくなる感じがあると思うけど 

子供とか動物は 動じまくり、ぜんぶがおおごとみたいにリアクションするから可愛いのかも 

 

眠ってる時ラムちゃんが 

プゥーとか寝息たててると、猫も夢みてるんだなーと思ってなんかむしょーに切ない感じがする 

かわいい

ヘロドトス

ヘロドトス読んでると思うんですが

地理の話をされると、本当よくわからない 

地中海世界がもともとよくわからない上に 

昔の国の名前で ここはこうだった ここからここへいくとこういう町があって〜 

 

というのを見てると、ちんぷんかんぷんですが

だからこそ目から鱗が落ちたというか、 

 

国と、国の下にある地面、というか大地は  

あまり変わったりしないもので 

確かなものだという固定観念があったんだけど 

水が流れてくように 国も人が世界だと思ってる場所のイメージも、儚いもの、流動的なものなんだなと思います 

 

スポンジケーキの部分は ヘロドトスの時代と一緒だけど、チョコレートがのったり、いちごがのったりして今見えてる感じになったのだろうと 

 

ただし、キチンと過去の歴史、地理をわかって読んでる方に対しては非常に無礼な読み方だなとも思うが わからないから楽しめてしまう事というのもある 

 

開き直ってファンタジーだと思って読んでしまった

まあ、でも詩人がイルカの背中に乗せてもらって助かったり、本当なんですか…ヘロ兄。

と思う部分もあるからファンタジーといえばファンタジー 

 

神話と人間が地続きという感じが良い

今日は良かった

今日人助けというか、マンガみたいにかっこよく去っていく事ができて本当嬉しかった 

 

いつもとちょっとだけ違う帰り道を選んだら遭遇した出来事であった 

 

思うに人助けとは人の為にするのではなく 

こうやって自己満足に浸る為なんじゃなかろうか というか、誰かに必要とされてるのを実感するのが、人間1番幸せなんだろう!と思いました 

 

毎日こんな自分でいられたらいいのにな と思った 

けど、やっぱりほとんどの毎日はかっこ悪い